巨人・戸郷 鬼門マツダスタジアムでの今季初登板へ「何とか打破しないと。過去のことは気にせず」目下3連勝中

投手練習中に話をする巨人・戸郷翔征(左)と田中将大
ジャイアンツ球場で調整した巨人・戸郷翔征投手(左)と田中将大投手
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 23日の広島戦に先発する巨人の戸郷翔征投手が22日、川崎市のジャイアンツ球場で調整を行い、鬼門突破を誓った。

 23日から2連戦が行われるマツダスタジアムはチームにとっても、戸郷にとっても相性が良くない球場だ。

 昨季は4試合に登板して0勝3敗、防御率9・31と打ち込まれ、通算成績も15試合で4勝7敗、防御率4・18と芳しくない。チームも昨季は2勝10敗と大きく負け越しているが、悪いイメージを引きずるつもりはない。

 「マツダはジャイアンツとしてもそんなにいい結果が生まれてないと常に言われてますけど、何とか打破しなきゃいけない。僕自身もしっかり広島に対してのデータだったりを見て、過去のことは気にせずやりたいと思ってます」と鬼門での今季初登板に意気込む。

 長い不調に陥り今季は出遅れていたが、前回登板の楽天戦(10日)では自己最多の14奪三振で2年ぶりの完封勝利をマークするなど目下3連勝中。「やっとつかんだなという感じがしてますし、3試合続いたのですごくいい感覚」と手応えを口にする。

 復調のきっかけはチームのデータ班からのフォームに関する指摘だったという。

 「打ち取る理想の投球ができていなかったので、データ班の人たちが必死に探してくれて、これはこうじゃない?というのを言っていただいて、そこからですね。急に自分の中で『確かにな』って、打者の感覚だったり、変化球の落ち幅だったりの感覚が戻ってきた。僕の中でのキーポイント、一番の財産になるぐらいの、いい情報だった」と振り返る。

 「立ち投げじゃないですけど、手投げに見えるフォームが僕にとっては正解。もちろん体を使って投げているし、そういうフォームが戻ってきた」ことによって本来の感覚を取り戻すことができたという。

 「チームの勝ちに貢献したい。しっかりゲームを作っていきたい」。気づきを武器に復活したエースが鬼門で躍動する。

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