楽天 吉井理人氏が新監督就任「可能性あるチーム」ロッテ時代と同じ背番号「81」19日、古巣相手に「覚悟」の出陣
楽天は17日、新監督に前ロッテ監督の吉井理人氏(61)が就任すると発表した。仙台市内で記者会見に臨み「覚悟は決まっている。戦う気持ちになっている」と意気込んだ。19日の古巣ロッテ戦(ゾゾ)から指揮を執る。背番号は81。年俸、契約年数は非公表だが、会見に同席した三木谷浩史オーナー(61)は「中長期的な契約」とした。また、10日から休養に入っていた三木肇監督(49)の退団も発表した。
ロッテ監督時代と同じ背番号81の新しいユニホームに身を包んだ。吉井氏は「可能性があるチームだと信じている。その可能性を形に変えていけるように、経験と知識を全部つぎ込んで一生懸命やっていきたい」と第一声を述べた。
チームに注入することとして「まずは『勝つぞ』という強い気持ち。精神論になってしまうが、そこを再確認して取り組んでいってもらいたい」と原点回帰させる。そして「可能性ある限り、優勝は目指したい」と誓った。
異例となるシーズン途中の監督就任に「初めは本当に迷った」と率直に語った。それでも「三木谷オーナーが熱心に誘ってくれて、野球に対する思いもすごく強いと感じた」というのが決断理由。その情熱に「もう差し込まれた」と明かした。
三木谷オーナーは吉井氏を招聘(しょうへい)した理由を説明。現役時代や指導者としての実績の他、筑波大大学院で修士号を習得したことも評価。「コーチ論も理論的に勉強されている。チームの礎を築いていただく上で適任という判断をさせていただいた」とした。
吉井氏は「『やるぞ』と決めてからは、もう覚悟は決まっている。戦う気持ちになっている」とファイティングポーズを取る。就任初戦は古巣ロッテが相手。「敵としてやっつけにいく気持ちで、向かっていきたい」と力強かった。
◆吉井 理人(よしい・まさと)1965年4月20日生まれ、和歌山県出身。現役時代は188センチ、95キロ。右投げ右打ち。箕島では2年春と3年夏に甲子園出場。83年度ドラフト2位で近鉄入団。95年にはヤクルトへトレード移籍。98年から5年間メジャーでプレーし、メッツ-ロッキーズ-エクスポズと移った。03年日本復帰しオリックス在籍。07年ロッテを最後に引退した。日本通算385試合、89勝82敗62セーブ、防御率3.86。その後複数の球団でコーチを務め、23年から3年間ロッテの監督を務めた。
