日本ハム・新庄監督「こっからが楽しみですね」 逆転Vならずも14勝4敗「十分、十分」 北山6勝目「役割全うできた」
「広島0-2日本ハム」(16日、マツダスタジアム)
日本ハムは19年ぶりの優勝には届かなかったが、交流戦を快勝で締めくくった。「初優勝おめでとうございます。西武ライオンズさん」。まず勝者をたたえた新庄監督は、14勝4敗の成績に「十分、十分。選手たちがよくやってくれて。あの時に勝っていればな、とかはない」と、満足げにうなずいた。
最後も投手中心にリードを守り切った。先発の北山は不慣れな敵地のマウンドに4四死球と苦戦しながら、六回途中無失点の粘投で6勝目。「何とかチームが勝ったので、役割としては全うできたかな」と汗をぬぐった。リリーフ陣もバトンをつなぎ、今季10度目、交流戦だけで5度目の完封勝ち。リーグ戦中断時の防御率3・92は12球団ワーストだったが、交流戦では同2位の1・79。劇的に改善した。
かかと痛を抱えるレイエスを北海道に残してケアを優先。19日からのソフトバンク戦(エスコン)に備えさせた。主砲不在の打線は、四回2死三塁からドラフト3位・大塚(東海大)が「思い切ってやりました」と初球を三塁前へ絶妙なセーフティーバントを決めて先制点。指揮官も「意表を突くナイスアイデア。うまかった」と称賛した。
大技だけでなく、しぶとい勝ち方が確立した交流戦。18試合で借金3から貯金7まで巻き返した。「こっからが楽しみですね。またパ・リーグの試合に戻って」と新庄監督。手応え十分に、まずは開幕から8連敗中の天敵・ソフトバンクを倒しにいく。
