DeNA 劇的7点差大逆転サヨナラ勝ち 九回、三森が神ヘッスラ、判定覆りVホーム 復帰の牧も興奮お立ち台
「DeNA8-7楽天」(4日、横浜スタジアム)
劇的すぎる結末にハマスタが揺れた。DeNAは同点の九回2死一、二塁。相手の暴投の間に二走・三森大貴内野手が「自分のやれることをやろうって感じで思って、走っていきました」と相手のタッチをかいくぐって本塁に滑り込んだ。アウトの判定もリクエストの結果セーフとなった。 最大7点差からの奇跡のサヨナラ勝利。ミラクルの突破口を開いたのは、この日に1軍復帰した牧だ。7点を追った八回に1イニング2安打3打点で怒濤(どとう)の攻撃をけん引。「久しぶりの1軍で、つないでくれたチャンスを何とかものにしようと思いました」。まずは無死三塁で中前に運んだ。帰ってきた大黒柱の奮起で打線は勢いづき、2点差となってなおも2死満塁で、再び打席が巡ってきた。ここで三遊間を抜ける執念の2点適時打。土壇場で振り出しに戻し、スタンドは大歓声の渦に包まれた。
4月24日の巨人戦で走塁中に負傷。右太もも裏の肉離れと診断され、約1カ月半の2軍生活を経て戻ってきた。復帰戦でヒーローとなった牧は、お立ち台で「ここから勝ち続ければ上(位)もあると思う」と興奮気味に声をうわずらせた。あきらめない姿勢をバットで示した男が、反攻の中心にいる。
