長嶋茂雄さん一周忌に特別試合 巨人-オリックス戦で「FOR3VER」ロゴワッペン入りユニ着用 

 試合前に流された長嶋茂雄終身名誉監督の映像(撮影・西岡正)
 長嶋茂雄終身名誉監督の現役時代の写真に見入るファン(撮影・西岡正)
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 「巨人5-4オリックス」(3日、東京ドーム)

 巨人は肺炎のため昨年、89歳で死去した巨人・長嶋茂雄終身名誉監督の一周忌にあたる3日・オリックス戦(東京ドーム)を「FOR3VER 6・3~長嶋茂雄~」として開催した。首脳陣、選手は長嶋さんの名言「永久に不滅です」と背番号をかけた「FOR3VER」のロゴワッペンが付いたユニホームを着用して臨んだ。試合は1-4の八回に代打・丸佳浩外野手(37)が満塁本塁打を放ち逆転勝ち。ミスターをほうふつとさせる熱い一戦となった。

 東京ドームが日本中を熱狂させたスーパースター一色に染まり、多くのファン、関係者が特別な感情に包まれた。

 昨年6月3日に死去した長嶋さんの一周忌。場内のサイネージには、1959年の天覧試合で阪神・村山からサヨナラ本塁打を放った写真などが表示され、野球人生など思い出がよみがえった。巨人の首脳陣、選手はミスターの名言「永久に不滅です」と背番号をかけた「FOR3VER」のロゴワッペン入りユニホームを着用して臨んだ。

 試合中の巨人攻撃前には大型スクリーンで縁深い人が「長嶋茂雄はなぜスーパースターなのか」という問いに答え、文字が映し出された。初回表終了後は、ONコンビの盟友・ソフトバンクの王貞治球団会長が「ファンの心に飛び込むというか、次は何をやってくれるのだろうかと思わせるプレーヤーだった」と回答。三回表終了後は、巨人OBのまな弟子・松井秀喜氏が「常に前を向いて『自分たちはできる』という姿勢を崩さないんです そこが本当に魅力的でした」と答えた。

 現役時代から“ミスタープロ野球”の愛称通り日本中を感動の渦に巻き込んだ。天下一品の勝負強さを誇った打撃、ホットコーナーではド派手な守備で魅了した。巨人の黄金時代の象徴であるV9を主力として支えた。天真らんまん、明るくユニークなキャラクターでファンのハートをつかんだ。

 誰よりもファンを大切にし、野球を愛したミスター。ファンをとりこにした長嶋さんこそが「永久に不滅」であることを印象づけた一周忌であり一日-。日本中が希代のスーパースターに思いを寄せた。

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