ヤクルト・奥川 716日ぶり交流戦白星 19年夏甲子園以来、楽天・黒川と初対決「抑えられて良かった」
「楽天1-2ヤクルト」(31日、楽天モバイル最強パーク宮城)
勝利の瞬間、充実の表情を浮かべて達成感に浸った。7回を5安打1失点で4日以来の2勝目を挙げた。716日ぶりの交流戦白星をつかんだヤクルト・奥川は「シーズンと一緒です」と冷静に淡々とした口調で語りつつ、「何とか粘って7回を投げきることができたので良かったと思います」と笑顔だった。
直球に球威があり、スライダーを効果的に使って相手を抑えた。四回に失点したが「全体的にあのイニング(四回)を除けば、しっかりコントロールできてた」。池山監督は「序盤からストレートの走りが非常に良かったので安心して見てられました」と高評価した。
思い出深い相手、楽天・黒川と1軍で初対決した。19年夏の甲子園3回戦で星稜のエースとして智弁和歌山と対戦。延長タイブレークでサヨナラ勝ちする十四回まで3安打1失点23奪三振の熱投を披露し、黒川を6打数無安打に抑えた。プロで対峙(たいじ)しても3打数無安打に封じ込めた。「やりづらいのは、やりづらいですね。ですけどいいバッターなので、抑えられて良かった」と納得顔だった。
チームを今季2度目の同一カード3連勝に導いた右腕は「こういう投球をしっかり続けていきたいと思います」と言葉に力を込めた。阪神が敗れたため単独首位に浮上。強力な先発陣も駆使して白星を積み重ねていく。
