DeNA尾形 ソフトバンクからトレード移籍後初登板「しっかり受け入れて自分のピッチングの糧にする」
「西武0-6DeNA」(31日、ベルーナドーム)
ソフトバンクからトレードで入団した尾形崇斗投手が、移籍後初登板でプロ初先発に臨み、5回2安打無失点、7奪三振。移籍後初勝利を挙げた。
「テンポ良く、しっかりストライクゾーンに攻めていくだけだと思いました」。初回は1番・カナリオを空振り三振。157キロ、156キロ、158キロと持ち前の剛速球を駆使し3球で斬った。
二回には、1死から古賀、渡部に連続四死球を与えたものの、岸、石井一を連続奪三振。自己最速タイの159キロもマークし、絶好調の西武打線を圧倒的なパワーでねじ伏せた。
正捕手だった山本との1対2の電撃トレードで井上朋と共に移籍。世間の衝撃度は大きく、重圧も少なからずあったという。「正直、記事を見たらそういうものも感じますし、しっかりそれを受け入れて、自分のピッチングの糧にするっていうところは思っています。山本君も、自分も、井上も、全員頑張っていければいいなと思うので、しっかり高め合ってやっていきたいなと思います」。全てを受け止め、腕を振ることだけに集中した。
そんなニューヒーローに、スタンドのベイ党も「尾形!」と喝采。コックスの左肘手術やデュプランティエのコンディション不良による戦線離脱など、先発陣に不安を抱えるチーム事情の中、尾形が救世主の活躍を見せた。お立ち台では「今日帰ってウエート(トレーニング)するんで、もうちょっと、球速くなりたいなと思いながら練習します!」と殊勝に話し、拍手を浴びていた。
