今秋ドラフト候補の駒大・仲井 自己新158キロ 延長十二回149球完投星「タイブレーク以降は打たれる気がしなかった」
「東都大学野球・2部、駒大3-1東農大」(14日、等々力球場)
今秋ドラフト候補の駒大・仲井慎投手(4年・下関国際)が自己最速を更新する158キロを計測し、10安打1失点に抑えて延長十二回を149球で完投した。
「九回から変化球の質が上がった感じがした。タイブレーク以降は打たれる気がしなかった」。延長十一回。2者連続三振を奪うと、最後は二ゴロに打ち取り、流れを作った。
3年まで直球で押していたが、「このスタイルじゃ勝てない。去年と同じ失敗はしたくない」。昨秋の立正大との入れ替え戦で2試合に登板し敗戦。「僕が(2部に)落としたので僕が上げないと」と冬に新たにシンカーを習得するなど進化してマウンドに上がった。
阪神・吉野スカウトは「直球は走っているし、変化球でも空振りが取れる」と話し、DeNAの河原スカウトも「フィールディングも抜群にうまい」と評価した。「プロの世界に行きたい」と右腕は歩みを止めない。
◆仲井慎(なかい・しん)2004年4月22日、21歳。兵庫県加西市出身。177センチ、83キロ。右投げ右打ち。幼稚園時に九会野球スポーツ少年団で野球を始める。下関国際では1年夏にベンチ入り。50メートル走6秒1、遠投110メートル。球種はスライダー、カーブ、フォーク、チェンジアップ、シンカー。
