大阪桐蔭 春40勝で4年ぶり決勝進出 プロ注エース吉岡7回5安打1失点 智弁学園と近畿対決「全員で勝ち切れたら」

 「選抜高校野球・準決勝、大阪桐蔭3-2専大松戸」(29日、甲子園球場)

 準決勝が行われ、大阪桐蔭が専大松戸(千葉)を3-2で破り、優勝した2022年以来4年ぶりの決勝進出を決めた。プロ注目でエースの吉岡貫介投手(3年)が7回5安打1失点。前回登板から“復活”の好投で勝利を導いた。智弁学園(奈良)はプロ注目のエース・杉本真滉投手(3年)が7安打1失点で完投し、2-1で中京大中京(愛知)に勝利。阪神・村上を擁し優勝した16年以来10年ぶりの決勝進出を決めた。近畿勢同士の決勝は22年、大阪桐蔭VS近江以来となる。30日は休養日で、決勝は31日午後0時半開始。

 修正力の高さを見せた。吉岡がエースとして意地の投球。3日前の反省を見事に生かし、チームを引っ張った。「前の試合は情けない結果になってしまって、チームが勝たせてくれた。今日はチームを勝たせるようなピッチングをしたい」。初回はいきなり2死一、二塁と走者を背負うも先制点は与えなかった。

 甲子園で初先発となった26日、三重との2回戦では、4回1/3を2安打7四球4暴投4失点と大荒れ。この日の三回にも、暴投で2死二、三塁とピンチを背負ったが、「悪い点は分かっていたので」と焦りはなかった。前回登板で気づいたのは「上半身の開きが早くなっていた」こと。大会休養日となった28日の練習ではそこを徹底的に修正した。

 この日の試合では左足が着地してから投げることを心がけ、体の開きを我慢した。「スライダーでカウントが取れた」と前回よりもストライク先行で試合を進め、7回5安打3四死球1失点。105球を投げたところでマウンドを降りた。チームを4年ぶりの決勝に導く粘りの投球を見せた。それでも「少し無駄球も多かったので70点」と自己評価は厳しめだ。西谷浩一監督(56)も「まだ本調子ではない」とエースへの期待を込めた。

 大阪桐蔭として春40勝に到達。さらに春夏通じ10度目の日本一までついにあと1勝。昨年一年甲子園に来られなかった思いもある。「最後一踏ん張りできたチームが勝てるのではないかなと思います。ミスしながら勝ってきたチーム。最後みんながやってくれることを信じたい」と指揮官。吉岡も「優勝しないといけない。全員で勝ち切れたら」と力強く誓った。近畿対決を制し、最高の景色を味わう。

 ◆近畿勢同士の決勝 22年選抜大会で大阪桐蔭が近江(滋賀)に18-1で勝って優勝して以来、4年ぶり。

 ◆大阪勢VS奈良勢 決勝での対決は春夏通じて初。センバツで両校は21年春1回戦で対戦し、智弁学園が8-6で大阪桐蔭に勝利。

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