英明 春夏通じ初の8強 頭部死球も出場直訴 2死球の榎本出塁が勝利呼んだ

 4回、死球を受け倒れ込む榎本(撮影・開出牧)
 4回、頭部に死球を受ける榎本(撮影・山口登)
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 「選抜高校野球・2回戦、英明6-3東北」(26日、甲子園球場)

 英明(香川)は東北(宮城)を6-3でかわし、初の準々決勝進出となった。

 英明・榎本侑晟内野手(2年)は気が付いたらバッターボックスで倒れていた。場内が騒然とする中、担架で運ばれてベンチ裏へ。アクシデントに見舞われてもファイティングポーズは崩さなかった。「動けるなと思ったので試合に出続けました」。気迫がチームに伝わり、勝利を呼び込んだ。

 四回2死一塁で直球が後頭部に直撃する死球を受けた。臨時代走が送られると、続く2死一、二塁から2者連続適時打で2点の勝ち越しに成功。治療中の榎本はその後のプレーは見ていなかったが、スコアボードに刻まれた「2」は視界に捉えていた。香川純平監督(40)に「いけます」と出場継続を直訴。場内の温かい拍手に迎えられて三塁守備に帰還した。

 死球は「怖くない」と胸を張る。バッターボックスのホームベース寄りのライン際に立ち、内角をつぶすのが榎本の打撃スタイル。当てられるリスクは承知の上で出塁にこだわる。六回1死では左足に受けた2打席連続死球を皮切りに、一挙3得点を演出した。

 「(死球は)ヒットと同じ。点にも絡んでよかった」。打つだけが野球じゃない。榎本のガッツが初の甲子園8強をたぐり寄せた。

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