巨人 最速161キロ右腕マタ獲得へ 日本一奪回へ先発補強 ベネズエラWLで4勝2敗 防御率1・57

 巨人が米大リーグ・レッドソックス傘下3AからFAのブライアン・マタ投手(26)を獲得することが25日、分かった。来季の日本一奪回へ懸案となっていた先発陣の補強だが、最速161キロを誇る剛球右腕の加入で厚みを増す形となった。

 マタはベネズエラ出身で190センチ、101キロを誇る大型右腕。16年に17歳でレッドソックスへ入団してプロデビューした。10年目の今季は3Aで42試合に登板して3勝3敗2セーブ、防御率5・08。最速161キロの直球を武器に67回1/3で93個の三振を奪った。

 昨季までは主に先発を務め、今シーズン後に参加したベネズエラのウインターリーグでも9試合に登板(7試合先発)して4勝2敗、防御率1・57の好成績。メジャー経験はないが、今後の伸びしろにも期待がかかる。

 巨人は今季、エース・戸郷の不調や故障者の影響で先発不足を露呈。さらにオフにはグリフィンがメジャー復帰で退団となった。だが、新たに獲得した右腕ウイットリー(前レイズ)に続く外国人先発投手の獲得で、来季へ向けた補強が着々と進められている。

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