ロッテが阪神・井上を獲得 サブロー監督「パンチ力のある選手、おおいに期待しています」中村稔はソフトバンクへ
第4回現役ドラフトが9日、行われ、ロッテは阪神の井上広大外野手(24)を獲得した。井上は履正社高から19年ドラフト2位で阪神入り。昨季はプロ1号を含む3本塁打を放ったが、期待された今季は出場1試合、3打数無安打に終わった。通算45試合、打率189、3本塁打だった。
サブロー監督は「パンチ力のある選手。長打はウチには足りない部分でもあるのでおおいに期待をしています」と評価。井上は「阪神に入団し6年、球団関係者の方々には感謝しかありません。阪神の選手として思うように結果は残せませんでしたが、沢山のファンの方からの温かいご声援、そして初ホームランを打った時のあの声援は今でも忘れられません。来シーズンからは千葉ロッテマリーンズの選手としてプレーすることになります。心機一転、ラストチャンスだと思って、結果にこだわって頑張ります。阪神に入団して出会った関係者の皆様そして阪神ファンの皆様、本当にありがとうございました。また交流戦でお会いできること楽しみにしています」とコメントした。
また、ロッテからは左腕・中村稔弥投手(29)のソフトバンクへの移籍が決まった。中村稔は亜大から18年ドラフト5位でロッテ入り。今季は15試合に登板し0勝0敗、防御率3・15だった。
中村稔は球団を通じて「7年間、本当にありがとうございました。思うようにはチームに貢献することが出来ませんでしたが本当に充実した楽しい日々でした。色々な人と出会い支えられて、ファンの方の熱い応援に後押しいただき、投げることが出来た日々は私にとってかけがえのない財産です。ホークスは私にとっては地元九州のチームとなりますので、新たな気持ちで一から頑張りたいと思います」とコメントした。





