巨人・坂本が2億円減で更改 来季プロ20年目「まだまだ終わりたくない」年俸3億円単年契約でサイン
巨人・坂本勇人内野手(36)が9日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、年俸5億円から40%ダウンの年俸3億円の単年契約でサインした。プロ20年目の来季へ、レギュラー奪還への決意を語った。(金額は推定)
今季は不振から2度の2軍降格を経験。後半は代打起用が中心となり、2年目以降では最少の62試合出場で打率・208、3本塁打、22打点だった。レギュラーに定着した2008年以降では自己ワーストの成績だ。「正直、自分の中では楽しいシーズンではなかった」と振り返る一方で、「まだまだ終わりたくないと思った」と心境を明かした。
通算2500安打まで、あと53本と迫る。ただ「目標に定めている数字は特にない」と坂本。「レギュラーでもう一回、長い時間をグラウンドにいられるように。それだけが目標」。来季のレギュラー奪取のみを目指す場所に定めた。
その先に見据えるのが14年ぶりの日本一だ。前回12年の日本一を知る選手は坂本一人。「銀座パレードは経験しないと分からない感動がある。みんなに経験してもらいたい」。苦しみ抜いた1年を経て、自らとチームの復権を懸けた戦いに挑む。





