西武 日本ハムからFAの石井一成と合意 球団発表 広池本部長「可能性を秘めた選手として注目していた」桑原に続き2人目のFA補強

 西武は5日、日本ハムから国内FA権を行使していた石井一成内野手と合意したと発表した。

 広池球団本部長は「攻守にわたってライオンズに大きく貢献してくれることが期待できる石井選手を獲得できたことを心からうれしく思います」と語り、「今季、多くの打撃指標でキャリアハイの数字を記録したうえに、セカンドの守備でもチームにすばらしい貢献をした石井選手は、これからまだまだ成績を伸ばしていく可能性を秘めた選手として注目していました。石井選手の加入により、ライオンズの内野陣にさらなる競争が生まれ、その競争がチーム強化につながることを期待しています」とコメントした。

 石井は今オフ、出場機会を求めてFA権を行使。日本ハムからは宣言残留も認められていた中、「試合に出られないと面白くないので、一番は出場機会」と語っていた。出番増を目指して新天地でのプレーを選択した。

 西武は今オフ、桑原に続いて2人目のFA補強となった。なお今季年俸4000万円の石井はCランクとみられ、人的補償などは発生しない。

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