日本ハム 西川遥輝の獲得発表 ヤクルト戦力外受け「最後に野球をやるとしたらファイターズしかない」5年ぶり古巣復帰

 日本ハムは2日、ヤクルトを戦力外となった西川遥輝外野手(33)の獲得を発表した。5年ぶりの古巣復帰となる。

 西川は2010年度ドラフト2位で日本ハムに入団。持ち前の俊足巧打で4度の盗塁王、4度のゴールデングラブ賞などを獲得。主力としてチームを支えた。21年オフに自由契約となって楽天に移籍し、24年からはヤクルトでプレー。今季は49試合出場で打率・174、1盗塁にとどまって、戦力外通告を受けていた。

 今オフの日本ハムは松本剛が巨人に、伏見が阪神に移籍。ベテラン2人がチームを離れ、国内FA権を行使した石井も移籍の可能性がある。異例の形にはなるが、通算1426安打、343盗塁の実績と経験を誇る西川の再獲得を決めた。

 西川は球団を通じ「スワローズから戦力外と伝えられた時、最後に野球をやるとしたらファイターズしかない、と頭に浮かびました。もう一度、ファイターズのユニホームを着て野球ができることをうれしく思います」などとコメント。古巣への愛着と骨をうずめる覚悟を示した。入団会見は来週行われる予定。

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