高木豊氏 西武へFA移籍の桑原将志「一番は誠意だったんじゃないか」明かしていた「いち早く来ているところ」一方で「DeNAは損失」
野球評論家の高木豊氏が26日、自身のYouTubeチャンネルに新規投稿。DeNAから西武へFA移籍を決断した桑原将志外野手について「一番は誠意だったんじゃないか」と分析した。
球界では西武へのFA移籍はレアケースとなっている中、高木氏は「桑原にちょっと聞いたことがあって、『いち早く来ているところがある』って。球団名は聞いてなかったけど、誠意というところ。気持ちが伝わるかどうか。白黒ハッキリしないと嫌なタイプ。最初に手を挙げてきてくれて、誠意を持って話をした結果、気持ちが合ったと思う」と明かした。
「西武がどういう交渉をしたかというのはわからないけど」と前置きした上で「桑原は気持ちで動く男。誠意がある男、気持ちで動く男には、自分を必要として交渉してくれているか敏感に察知する。そういうところで西武が上だったんじゃないかな」と語った高木氏。「条件はおそらくDeNAも合わせていたと思う。でも自分も移籍の経験があるけど、一番最初に声をかけてくれた球団というのは本当にうれしい。そこで桑原の気持ちが動いたんじゃないかな」と分析する。
一方で「DeNAにとっては損失。気持ちの面、言葉の面、ここ一番の言葉の力は普段言わないだけに効果的。それが顕著に表れたのが去年の日本シリーズ。みんなが奮起した」と解説。2024年の日本シリーズでは本拠地で2連敗後、ミーティングで「悔しくないんか」「自分たちが出せるものを全て出さないと勝てない」と、仲間にゲキを飛ばした。これでチームは結束し、4連勝で一気に日本一へ駆け上がった。
シリーズ6試合トータルで打率・444、第2戦から5試合連続打点となる9打点をマークしてけん引し、MVPにも輝いた。高木氏は「西武の選手はすごくプレーがきれいでスマート。一つのスパイスみたいなのが必要。気持ちの部分の大切さ。それを彼は持っているから。それをチームに注入したいんじゃないか」と評し、「速いボールに強い。パ・リーグの方が活躍できるかもしれない」とも分析する。
今季の西武はチーム打率が・232、総得点410はともにリーグ最下位に低迷。「得点力不足は課題だから。1番打者に苦労している。西川をクリーンアップで育てたいという思いがあるんじゃないか」と言い、「嫌われる選手じゃない。みんなから好かれる選手。だからまずは自主トレで慣れていってほしい」と期待を寄せていた。





