侍J・井端監督 右肘手術でWBC絶望のダルビッシュに熱望「教えていただきたい」 チームの一員として期待
野球日本代表・侍ジャパンの井端弘和監督(50)が4日、東京・羽田空港で取材に応じ、右肘の内側側副靱帯(じんたい)再建術を受けた大リーグ・パドレスのダルビッシュ有投手(39)について事前に「連絡はいただいた」と言及。「今回(来年3月のWBC)は出られないですけど、いろいろ連絡は取り合っていきたい」と語った。
同投手はこの日、自身のインスタグラムでも手術を受けたことを報告し、「2026年シーズンは試合で投げることが出来ません。また気持ちよくボールが投げられるようにリハビリ頑張ります」(原文ママ)とつづった。
また、球団によると、ダルビッシュの手術は10月29日にテキサス州アーリントンでキース・マイスター医師によって行われ、屈筋腱も修復したという。「回復まで通常12~15カ月を要し、来季は全休する見込み」とした。
世界一に輝いた前回大会ではメジャー組でただ一人、宮崎合宿から志願参加。栗山前監督も「このチームはダルビッシュジャパン」と称賛するほど、国内組の選手との距離を縮め、名実ともに精神的支柱として貢献した。今大会でも活躍が期待されていただけに、井端監督は「そういうもの(情報の共有)も踏まえて、長く向こうでやられているので、教えていだだけるところは教えていただきたい」と、侍ジャパンの一員として期待した。
井端監督は6日から宮崎市内にある「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」で行う強化合宿に向かうため、空路で宮崎入りした。





