巨人・阿部監督 退団の桑田2軍監督に感謝「すごく貢献していただいた」「今回離れるということでとても残念」
巨人は29日、現時点で未定となっている一部部門をのぞいた来季のコーチングスタッフを発表した。前日には桑田真澄2軍監督(57)の退団も発表されたが、秋季キャンプ初日に臨んだ阿部慎之助監督(46)は桑田2軍監督の功績に感謝の思いを明かした。
新任では2軍打撃コーチに大田泰示、3軍投手コーチに西村健太朗、3軍ディフェンスコーチに前日本ハムの若林晃弘が就任した新体制。その中で阿部監督は「桑田さんは僕が選手時代から育てていただいた人。今回(球団を)離れるということで、とても残念」と語った。
今季はイースタン・リーグ優勝などの結果を残した桑田2軍監督へ「2軍で優勝したりとか、すごく貢献していただいた。感謝の気持ちでいっぱい」と最敬礼だった。
来季は1軍から3軍すべてでヘッドコーチ、総合コーチを置かずオフェンス、ディフェンス、バッテリーの3分野を統括するコーチを配置する体制に刷新。「2、3軍の組閣は吉村(編成本部長)さんや編成の方々にお任せした」と説明した上で、システムに関しては「情報共有や伝達が一番大事だとあらためて思った。吉村さんとも相談して、そういう形を取らせてもらった」と話した。





