西武ドラ1・小島 バースデー4安打 東京六大学現役最多54打点 「今までで一番良い誕生日になった」

 「東京六大学野球、明大15-0立大」(27日、神宮球場)

 第7週の2回戦2試合が行われ、すでに5季ぶり44度目の優勝を決めている明大が23安打15得点で立大に快勝し、1996年秋以来29年ぶりとなる10戦全勝Vを成し遂げた。東大以外の5校が1度ずつ達成しており、2度目はリーグ初。23日のドラフト会議で西武から1位指名を受けた小島大河捕手(4年・東海大相模)が4安打1打点で貢献した。法大は東大を下し、1勝1敗のタイに持ち込んだ。

 笑顔で宙に舞った。神宮球場に響くバースデーソング。「今までで一番良い誕生日になった」。小島が22歳を迎えた節目に偉業を成し遂げた。

 最後まで手綱を緩めなかった。13-0の九回無死一、三塁の好機で、カウント1-1からの変化球を捉え、この試合4安打目となる中前適時打。「できればホームランが打ちたかったんですけど、実力不足でした」と苦笑いしつつも、打率・423で今季を終え、ドラ1の力を見せつけた。

 通算でも打率・349、7本塁打、現役選手最多の54打点と圧巻。「4年間でいろんな良い投手と対戦できて成長できた」と充実感をにじませた。ただ、終わりではない。「日本一の目標がまだ残っている。さらに成長して、強い明治を見せられたら」。全国ナンバーワンの称号をつかみ、プロの世界へ進む。

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