「沢村賞」選考 辛口の堀内恒夫氏が新庄監督を大絶賛 チームの完投数激増「新庄監督はただ者ではない」

 プロ野球創設期の名投手、沢村栄治を記念した「沢村賞」の選考委員会(堀内恒夫委員長)が27日、都内のホテルで開かれた。堀内委員長が日本ハム・新庄剛志監督を大絶賛した。

 沢村賞には日本ハムから伊藤大海投手が選ばれたが、褒めたたえた理由はそれだけではない。日本ハムは今季、昨季の11から倍増の“完投王国”となった。今季チーム完投数は、伊藤の6完投を含めて23で両リーグダントツトップの数字だ。新庄監督は、「僕が日本のプロ野球を変えていきたいと言った1つに先発投手は最後までカッコよく投げて試合を終わらせる 昭和の野球をもう一度です」とインスタグラムで投稿したこともある。

 これに堀内委員長は「新庄監督はただ者ではないなと私、感じております。非常に原点回帰っていうんですか。そういう感じの談話をよく耳にしたり目にしたりします」と手放しで褒めた。そして「完投するってことが本当にできるのかな。去年までしてないのに今年できるのかなと思ったら。非常に多くなっている。沢村賞を狙ってもらうには日本ハムのピッチャーが一番。監督もそう考えているんじゃないか。非常に喜んでおります。新庄監督の考え方、非常に賛同して沢村賞に関してはありがたく思っています」と最後までべた褒めだった。

 沢村賞には7つの基準が定められている。

 (1)15勝以上の勝利数

 (2)150以上の奪三振数

 (3)10以上の完投試合数

 (4)2・50以下の防御率

 (5)200イニング以上の投球回数

 (6)25以上の登板数

 (7)6割以上の勝率

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