「長嶋茂雄賞」創設へ 巨人・山口オーナー構想明かす「志を受け継ぐ賞を」 沢村賞に対して野手を表彰か
ミスターの思いを、永遠に残す。巨人・山口寿一オーナー(68)は14日、オーナー会議後に取材に応じ、6月3日に死去した元監督の長嶋茂雄さんの功績をたたえ、「長嶋茂雄賞」を創設する思いを述べた。
「長嶋さんの野球にかけた情熱を考えると、その志を受け継ぐような賞を作っていきたい」。この日の会議では議題に上がらなかったが、「他球団、コミッショナーとも今後相談していきたいと私個人的には思ってます」と今後、準備を進めていく。
「具体的なことはまだ」と話しつつ、「すでに沢村賞がありますからね。そうすると、おのずと大体皆さんが想像するような性格の方向を目指すことになるのかなとは思います」と明かす。投手を対象とした「沢村賞」に対して「長嶋茂雄賞」は野手を表彰するものになりそうだ。
賞として長嶋さんの名を残し、野球にかけた熱い思いを後世まで語り継ぐ。「野球振興とか、プロ野球の未来を開くということにつながっていくとうれしいなと思ってるんですけどね」と語った。




