西武 元山飛優ら3選手に戦力外通告 野村大樹はソフトバンクから移籍1年半、腰のけがにも泣く
西武は27日、田村伊知郎投手、元山飛優選手、野村大樹選手に来季の契約を行わないことを通達したと発表した。
元山は20年度ドラフト4位でヤクルト入り。21年は97試合に出場したが、その後は出場機会が減少。トレードで西武に移籍し、24年から2シーズンプレーした。今季は49試合の出場で打率・153だった。
田村は16年度ドラフト6位で西武入り。今季は20試合に登板して防御率3・58。通算150試合に登板した。
野村は18年ドラフト3位でソフトバンク入り。24年途中に西武へ移籍し、同年は57試合に出場して5本塁打をマークしたが、今季は13試合の出場にとどまっていた。
各選手のコメントは以下。
【田村伊知郎投手】
ライオンズでの9年間がここで一区切りついたかな、という気持ちです。ライオンズに入団したときは、たくさんの先輩がいて、プロの厳しさを教えてもらいましたし、プロフェッショナルな姿をたくさん見て、プロ野球選手になるうえで、たくさんのことを学びました。今年は苦しい1年でしたが、タオルを掲げてくれる方や、結果が出ないときでも応援してくださるファンの皆さまには本当に支えてもらいました。感謝の気持ちでいっぱいです。
【元山飛優選手】
プレーで貢献することができず、ベンチを温める日が多いなかで、チームのためにできたことは元気に声出しをすることでした。移籍してきた自分を温かく迎え入れてくれたチームメートのみんなとは、楽しい思い出しかありません。初のお立ち台も、初のサヨナラもライオンズだったので、打率は悪かったけどもインパクトは残せたかなと思います。試合に負けていても勝っていても、最後まで応援してくださるライオンズファンの皆さんは12球団イチだと思います。ありがとうございました。
【野村大樹選手】
今年は腰のけがで手術をして、一軍の戦力になれなかったので、チームに申し訳なく思っています。移籍して1年半、ライオンズのユニフォームを着てプレーできたことは幸せでした。移籍後すぐ、古巣ホークスとの試合で、先制のホームランを打ったことは今でも忘れません。ライオンズファンの皆さんは、とても熱くすばらしいと思います。ありがとうございます。




