西武が20年ドラ1渡部健人、平井克典ら大量11選手に戦力外通告 元巨人の松原聖弥も 3年連続Bクラスで大なた

 西武は1日、渡部健人内野手(26)、平井克典投手(33)、水上由伸投手(27)ら大量11選手に来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。

 今季も5位と低迷し、3年連続Bクラス確定。西口監督の就任2年目、巻き返しを目指す来季へ、大なたを振るう形となった。

▽通達された選手は以下。平井克典投手、水上由伸投手、大曲錬投手(育成)、井上広輝投手(育成)、古賀輝希選手、渡部健人選手、野村和輝選手(育成)、川野涼太選手(育成)、松原聖弥選手、モンテル選手、奥村光一選手

 渡部健は20年度ドラフト1位で入団。体重115キロの長距離砲で「おかわり2世」として期待され、23年には6本塁打をマークした。だが、昨季は結果が残せず38打席で打率・030、0本塁打。今季はファームでも4本塁打と伸び悩み、1軍出場がなかった。渡部は「ドラフト1位で指名いただいて入団したのに良い結果を出すことができず悔しいです。今年の終盤にやっと良い手応えをつかめていたので、もっと早く気づきたかった」と悔やみ、今後については未定とした。

 平井克典投手(33)は18年に64試合、19年にはパ・リーグ記録となる81試合に登板した鉄腕。22年には先発も務めて6勝したが、23年は再びリリーフに専念して54試合に登板した。一昨年オフにFA残留で2年契約したが、今季は1軍登板がなかった。

 水上は20年育成ドラフト5位から大成。22年には中継ぎ右腕として60登板で防御率1・77の好成績を残し、最優秀中継ぎと新人王に輝いた。だが、翌年から成績が下降。今季は5試合の登板に終わっていた。

 また昨年6月、巨人からトレードで加入した松原も戦力外。貧打で低迷するチームの期待は大きかったが、打率・123と結果を残せず。今季も8試合で打率・273とアピールができなかった。巨人時代には育成から這い上がり、21年は135試合の出場で打率・274、12本塁打、37打点。外野のレギュラーとして活躍した。今後は未定という。

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