球場騒然 ソフトバンク・中村晃にアクシデント 一塁塁審と衝突 担架運ばれ病院へ救急車で搬送 小久保監督「脳震盪の所見があった」意識はあり会話もできる状況
「CSパ・ファイナルS・第4戦、ソフトバンク3-9日本ハム」(18日、みずほペイペイドーム)
三回にまさかのアクシデントが起こった。ソフトバンク・中村晃と一塁塁審の嶋田審判が衝突し、中村は負傷交代となった。
2死一塁の場面でソフトバンクの4番中村が一塁ゴロ。日本ハム一塁手のマルティネスは捕球し損ねて、前にこぼし、慌てながらベースにタッチにいくと、ベースカバーに入ろうとした北山も交錯しかける中で、中村は北山をよけながら一塁ベースを駆け抜けた。しかし、その先には立ち位置を移動しようとしていた一塁塁審の嶋田審判がおり、激しく衝突してしまった。
球場は騒然。嶋田塁審はすぐに立ち上がり、アウトを宣告したが、中村は倒れたまま立ち上がることができず、担架に固定されて搬送された。右翼席からは「頑張れ、頑張れ、晃」のコールが送られた。球団によると、意識はあり会話はできている状態。球場医務室に運ばれた後、救急車で病院へと向かった。直後の守備から山川と交代となった。
試合後、小久保監督は「脳震盪の所見があったので精密検査をしている」と説明した。





