日本ハム 2連敗で崖っぷち 連夜の拙攻で痛恨連敗 新庄監督「4つ勝ったらドラマが起こる」

 7回、選手交代を告げる新庄監督(右)=撮影・中島達哉
 8回、柳田(奥)に先制3ランを浴びた上原(撮影・伊藤笙子)
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 「CSパ・ファイナルS・第2戦、ソフトバンク3-0日本ハム」(16日、みずほペイペイドーム)

 「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」はファイナルステージ(6試合制)第2戦が行われ、リーグ2位の日本ハムは0-3で同2連覇のソフトバンクに敗れ、2連敗。相手のアドバンテージを含め0勝3敗となり、後がなくなった。2年連続のファイナル敗退へ崖っぷちに追い込まれたが、新庄剛志監督(53)は「明日から4つ勝ったら、またドラマが起こる」とファイティングポーズを崩さなかった。

 これが王者との力の差なのか。均衡を破られる打球が左翼席で弾むと、新庄監督は静かに何度かうなずいた。互角に渡りながら、終盤に力尽きる流れは前夜と同じ。痛恨の連敗で、早くも崖っぷちに追い詰められた。

 両チーム無得点の八回。好投していた先発の福島が1死一、二塁とされて降板すると、2番手の上原が柳田に先制3ランを被弾した。投手陣は2試合連続でしっかりとゲームメーク。指揮官も「打たれた上原くんより、打った柳田くんがすばらしいの一言ですよね。しかも逆方向にね。完璧でしたね」と、潔く敵の主砲を称賛した。

 悔やまれるのは、あと1本が出なかった攻撃だ。ソフトバンク先発の有原から再三の好機をつくりながら、本塁が遠かった。初回1死一、三塁を皮切りに、四回1死二、三塁、六回1死満塁と、いずれも要所で踏ん張られた。新庄監督は「いつもあと一歩なの、有原くんとは」と受け止め「ちょっと郡司くんが止まったかな」と振り返った。

 郡司は徹底してツーシームで内角を突かれ、四回は一邪飛、六回は遊ゴロで走者をかえせず。短期決戦ならではの攻め方に封じられ「悔しいですね。本当にいいところに投げ続けられた。やられたなという感じ」と唇をかんだ。八木打撃コーチも「しょうがない。甘い球が全然こないから」と脱帽するしかなかった。

 相手のアドバンテージを含めて0勝3敗。日本シリーズをかけたプレーオフやCSファイナルで、ここからの逆転は過去24チームでゼロ。だが、あきらめるわけにはいかない。「まあ、一生懸命やった結果なんで。明日から4つ勝ったら、またドラマが起こる。これもまた面白いっていうところで。とりあえず明日勝たないといけないから」。新庄監督は終始明るく前を向いた。3連敗で終戦した昨季のファイナルSからの成長を証明するためにも、逆襲の勝利を必ずもぎとる。

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