新庄監督 2戦連続圧巻投球の“守護神”を大絶賛「凄かったね。びっくり」元阪神右腕が大化け「成長したなあと見てます」

 「CSパ・ファーストS・第2戦、日本ハム5-4オリックス」(12日、エスコンフィールド)

 日本ハムが逆転勝ち。2勝0敗とし、CSファーストS突破を決めた。

 八回、レイエスの逆転打で1点リードを奪うと、九回のマウンドには前日と同じく斎藤友貴哉が上がった。この日は160キロこそなかったが、最速159キロの豪速球を軸にわずか8球で三者凡退。緊迫する試合で、2戦連続の圧巻投球を披露した。

 新庄監督も自ら守護神の話題を切り出し、「友貴哉くん凄かったね。びっくりするくらい。自信持って投げているところが安心感というか、成長したなあとみてますね」と笑みを浮かべた。

 斎藤はシーズンでも47登板で防御率1・35。柳川が離脱したことで抑えを託す形となったが、「去年ファン感で田中くんと友貴哉くんを抑えにするという考えは間違ってなかった。斎藤君の毎日の努力でつかみとった。あとひとつ、アドバイスしてよくなった。それ(内容)は言えないですけど(笑)」とうなずいた。

 阪神では伸び悩んでいたが、移籍3年目で大化け。斎藤は「もう最高でしたね。投球内容もどうでもいいんですけど、今日勝てたってことが最高です」と笑み。「基本自信がないとやっぱりあのマウンドに立てないんで、自信と集中っていうのを自分の中で捉えてマウンドに立ってます」と胸を張った。

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