新庄監督 外野守備で執念「勝負の分かれ道というゲームで」打者ごとに左翼と中堅を入れ替える秘策 「全然(予想した方向に)飛ばなかったけど」と大笑い
「日本ハム4-3ソフトバンク」(22日、エスコンフィールド)
八回の外野守備で打者ごとに中堅と左翼の守備を入れ替えた日本ハム・新庄監督は「斎藤君のボールが強いんで。しっかり見極めて振っていく近藤くんがレフト方向へ。山川くんは多分、意識してるバッティングがセンターから右へというイメージを持ってたんで代えた」と説明。「全然(その方向に打球が)飛ばなかったけど」と言って大笑いした。
4-3で迎えた八回守備。左翼の野村と右翼の水谷をベンチに下げて左翼に五十幡、中堅に矢沢を起用し、中堅の万波が右翼へ移った。
この回から4番手で登板した斎藤が先頭の近藤を遊ゴロに打ち取ると、ベンチから新庄監督が出て中堅の矢沢を左翼に、左翼の五十幡を中堅に。山川も遊ゴロに打ち取ると、再び新庄監督は矢沢を中堅、五十幡を左翼に戻した。斎藤は中村を右飛に打ち取り、相手の中軸を三者凡退に仕留めて無失点で切り抜けた。
右投げの五十幡と左投げの矢沢による左右の違いと2人の守備範囲の違いに加えて「1歩目のスタート。詰まってもまだ五十幡くんの方が1歩目が早いんで。矢沢くんはダイビングキャッチをするときに肘から先が硬いから」と説明して「大したあれじゃないです」とも。とはいえ、この一戦へのかける思いが出た采配かと問われると「もちろん」とキッパリ。「この3連戦で勝負の分かれ道というゲームの中で。1球1球、一人一人、大事になってくるんで」と熱く話した。
その上で「(投手が)斎藤くんじゃなかったらチェンジしてないかもしれない」とも付け加えた。守備位置の交代による間を嫌う投手もおり「斎藤くんでよかった」と言って笑い出した新庄監督は「あれがよかったかもしれない。逆にあの間が」と好影響をもらたしたと推測。最後に「あしたも今日みたいな試合になると思うが、盛り上がりましょうよ」と言って会見を締めた。





