ファイナル王手の日本ハム・新庄監督「見事でした。勉強になった」継投はベテラン宮西に一任明かす「スペシャルウルトラダイナミック総合コーチが継投してくれた」
「CSパ・ファーストS・第1戦、日本ハム2-0オリックス」(11日、エスコンフィールド)
日本ハムが投手戦を制し、CSファーストSに先勝。ファイナルS進出へ、王手をかけた。ファーストSの初戦勝利チームのファイナルS進出は84%となっている。
先発のエース伊藤が7回4安打無失点9奪三振の快投。その後、田中、斎藤とつないで完封リレーを完成させた。試合後、新庄監督は継投を現在抹消となっているベテラン宮西に任せていたことを明かした。「きょうは宮西スペシャルウルトラダイナミック総合コーチが継投してくれて。正義君はめちゃくちゃうれしいでしょうね。あそこもう1回伊藤君かなと思ったところで田中君がきて、斎藤君につないだと。見事でしたね。勉強になりました」と、称えた。伊藤を7回で交代した判断も宮西によるものだそうで「2週間前から伝えていた。抹消された後ですね。実はその前にも継投を1回させて、勝ちました。さすがですね。長年こういう舞台で闘ってきて、プレッシャーある場面でも900登板してきた。その宮西君が、選手に近いので、気持ちもわかるだろうし、そういう期待も込めて」と意図を説明した。
初回にはレフト野村の落球でピンチを招いたが、伊藤が踏ん張り、無失点。チームに流れを読んだ。「初回どうなるかと思ったけど。ああいうところでね、味方のミスをカバーするのがいいチーム。よく踏ん張ってくれた」とうなずいた。
これでファイナル進出に王手。「初戦とれたのはもの凄く大きい。明日また北山君がきょうの伊藤君と同じような投球をしてくれると思う。2-1で勝ちたいと思います」と、力を込めた。





