ロッテ サブロー新監督が就任会見「甘さを取り除いて厳しい練習を」目指すスタイルは「守り勝つ野球、粘りのある攻撃とうまい走塁」

 ロッテの監督に就任したサブロー氏(49)が8日、ZOZOマリンスタジアムで就任会見を行った。「最終的には優勝ですけど、ひとつひとつ階段を上りながら上位に行けたらと思います」と誓った。

 目指すスタイルは守りの野球。「今年1軍で経験をさせていただいて、1番痛烈に感じたのはこれだけ投高打低になってくると打ち勝つのはちょっと難しいなと思うので。やっぱ守り勝つ野球で、うちの伝統でもあります粘りのある攻撃と、うまい走塁が中心になると思います」と守りを中心に、緻密な攻撃で点をとるスタイルを掲げた。

 優勝に必要なことを問われると「全てですね。バッテリーの問題もあり、攻撃的な問題もあり、守備、全てにおいて他の5球団には負けていると思うので、そこをまた一からやり直していきたいなと思います」と話し、「甘さを取り除いて厳しい練習をして、来シーズン、若手が多いので羽ばたけるようなチームにしていきたいと思います」と厳しく鍛え上げることを予告した。

 就任決定時には「山本功児さんのように熱く指揮を執っていければ」とコメントした。これについては「功児さんは熱い方で朝から晩まで練習に付き合ってくれた。そこは真似してやっていきたい。成績はあまりよくなかったかもしれないですけど、僕が選手で申し訳ないですけど、成績だけは真似しないでいいところだけ取っていければと思います」と話した。

 会見では23年まで33年間場内アナウンスを務めた谷保恵美さんがサプライズで司会を務めた。「千葉ロッテ新監督、サブローーー」とコール。サブロー新監督は「腕が落ちたな」と苦笑いした。

 サブロー氏は1994年ドラフト1位でPL学園からロッテ入り。通算打率・265、127本塁打。2016年限りで引退。引退後はロッテのスペシャルアシスタント、楽天ファームディレクターを経て2023年からロッテ2軍監督。今季は6月に2軍監督から1軍ヘッドコーチに配置転換された。

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