崇徳が延長十回に劇的サヨナラで広島商撃破 7年ぶりに中国大会!決勝の広陵戦へ主将・新村「3年生の借りを返せるように」
「秋季高校野球広島大会・準決勝、崇徳5-4広島商」(5日、鶴岡一人記念球場)
準決勝2試合が行われ、崇徳はタイブレークに突入した延長十回に、逆転サヨナラ勝ちで広島商を破り、7年ぶりに中国大会出場の切符をつかんだ。
劇的なサヨナラ劇に、三塁側スタンドが大きく揺れた。崇徳が激闘の末につかんだのは強敵へのリベンジのチャンス。主将の新村瑠聖捕手(2年)は「ここからまだまだレベルアップしていきたい」と鼻息を荒くした。
3-3で延長タイブレークに突入。十回に1点を勝ち越されるも、直後の攻撃で犠打と暴投で同点。なおも1死満塁とし、中原悠成外野手(2年)が右犠飛を放ち、試合を決めた。
7年ぶりの中国大会出場が決定したが、主将の表情は引き締まったままだ。決勝で対戦するのは、夏の広島大会決勝で延長タイブレークの末に敗れた広陵。同戦に出場していた新村は、「悔しい思いをしている。3年生の借りを返せるようにしたいです」と決意を口にした。因縁の相手を倒し、広島王者として中国大会に乗り込む。




