ロッテ発表 新監督にサブロー氏が決定「夢の実現のために勇往邁進」「熱く指揮を執っていければ」吉井監督は辞任
「ロッテ2-5ソフトバンク」(5日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテは吉井監督の辞任を受け、サブロー(大村三郎)ヘッドコーチの監督就任が決まったことを発表した。
サブロー氏のコメントは以下。
「2016年引退試合のスピーチで、マリーンズを日本一の球団にするという夢があると語らせていただきました。
この愛するチームを日本一にするという大きな夢の実現のために勇往邁進してまいります。そして私がつけさせていただいている背番号『86』は、現役時代に指導いただいた山本功児監督の番号です。功児さんのように熱く指揮を執っていければと思います」
最終戦のセレモニー後、高坂社長は「後任監督にはサブローヘッドコーチに就任を要請しまして、すでに受諾をいただいてます」と語った。選任の理由は「特に2年半、2軍監督としてチーム作り、チームの育成に特に関わっていただきまして、一定の成果が出ているというように考えています。特に若手野手の台頭が目立ちます」と説明した。
サブロー氏は現役時代、ロッテと巨人で22年間プレー。引退後はロッテのスペシャルアシスタント、楽天のファームディレクターなどを務めた後、23年からロッテ2軍監督を務めた。今季途中、チームの低迷を受けて2軍監督から1軍ヘッドコーチに配置転換となっていた。
この日、シーズン最終戦を前に吉井理人監督のが辞任を発表。4日までに本人から辞任の申し出があり、受理した。
23年に就任した吉井監督は2年連続でAクラスに導いたが、今季は5月4日に最下位に転落。その後は一度も順位を上げることなく、9月25日に8年ぶりの最下位が確定した。





