中日 本拠地最終戦に観客動員250万人突破 99年以来、実数発表後は初 大野好投&上林、石伊でG倒締め
「中日5-2巨人」(21日、バンテリンドーム)
先発大野の好投と上林、石伊の一発で勝った本拠最終戦。中日・井上監督は試合後のセレモニーでスタンドを埋めたファンへ感謝の思いを伝えた。「250万人という数字が出ました」。総観客動員数は主催試合72試合で252万832人。250万人を突破するのは星野仙一監督が率いてリーグ制覇した1999年以来で、実数発表が始まった2005年以降では初となった。
勝って終わったとはいえ、9月は6勝12敗のダブルスコア。尻すぼみでCS進出を逃した。指揮官にはファンのためにも選手の成長へ身を砕き、勝つ喜びを植え付ける義務を負う。
「ピッチャーも野手も牛歩、歩みはゆっくりではありますけれども、少しずつ成長してくれていると思っています」とあいさつを締めた井上監督。残り6試合。すべてをぶつけて来季につなげる。




