巨人 岡本復活2打席連発「続けていきたい」試合前には始球式直前の原氏と“キャッチボール”「ナイスボールでした」
「巨人5-4広島」(19日、東京ドーム)
巨人が接戦を制し、敗れた2位DeNAとのゲーム差を1とした。
2点の先制を許したが、岡本が二回に体勢を崩されながら1点差に迫る12号ソロ。「打てて良かったです。次も打って逆転できるように頑張ります」とコメントした。言葉通り、四回には2打席連続となる13号同点ソロを放った。
岡本の本塁打は8月28日のDeNA戦(東京D)以来90打席ぶり。この日も2打席連続本塁打を放っていた。久々のアーチに「ホームランはもちろん打ちたいですけど、ヒットは出てたんで、まあ、自分の中で、悪くないなと思ってやってたんで。続けていきたいなと思います」と振り返った。
阿部監督は「チームの雰囲気も変えてくれましたし、それがあったからこそ勝てたと思います」と主砲の働きを勝因に挙げた。「いいきっかけになってくれればいいね。ああいうの(体勢を崩しながらの打撃で)すっとんでくんだなと。チーム全員がああいう打撃して欲しいなと思いますね。完璧には打てないし、完璧じゃなくても本塁打を打てるんだっていうのを見せてくれましたよね」とうなずいた。
試合前には珍事に立ち会った。始球式のためマウンドに上がった原辰徳氏が、投球前に、三塁のポジションに就いた岡本の元へボールが投げられた。岡本は少し驚いた表情で捕球し、原氏に返球。1球のキャッチボールを終えて、始球式が始まった。
投球後に原氏は「何もしてなかったんで、ちょっと1球ウオームアップしたいなと。はい。ぱっと見たら和真がいてくれたので」と説明。岡本は試合後「ナイスボールでした」と笑顔だった。





