ヤクルト 青柳晃洋が4回4失点KO 移籍後1軍初先発で8四死球と制球乱す 初回に一挙4失点のビッグイニング
「広島-ヤクルト」(15日、マツダスタジアム)
ヤクルトの青柳晃洋投手が日本球界復帰後初先発したが、制球が定まらず8四死球を与え4回4失点でKOされた。
初回、いきなり先頭の中村奨に3ボールとしてしまった青柳。最終的に四球で歩かせてしまうと、続く羽月にも2ボールとカウントを悪くし、中前打を浴びて得点圏に走者を背負った。
無死一、二塁から小園にはカウント1ボールから右前にはじき返され、あっさりと先制点を失った青柳。さらにファビアン、坂倉にも痛打され、まさかの3者連続タイムリーを浴びてしまった。
なおも無死一、三塁から秋山を二ゴロ併殺打に仕留めたが、捉えられた打球が野手の正面を突いたもの。制球が安定せず、ビッグイニングを作られてしまった。
二回も先頭にストレートの四球を与えた青柳。玉村に犠打で送られ、中村奨は打ち取ったが、羽月を四球で歩かせた。さらに小園には直球がひっかかり、左ふくらはぎへの死球。満塁のピンチを背負ったが、何とか無失点で切り抜けた。
三回は1死から四球で秋山を歩かせた右腕。さらに矢野には右肘に死球を与えてしまったが、前川の鋭い打球を遊撃・伊藤が鮮やかに処理。併殺打で無失点に抑えた。四回も四球で出した2走者を背負いながらスコアボードにゼロを刻んだ。
青柳は昨オフ、阪神からポスティングシステムを使ってメジャーに挑戦したが、開幕前にマイナー降格。7月にフィリーズ傘下球団を自由契約となり、ヤクルトに入団していた。





