ソフトバンク 六回0-3から一気逆転劇 柳町「ここで打てなかったら終わり」勝ち越し打 マジック「12」
「オリックス3-4ソフトバンク」(14日、京セラドーム大阪)
チーム一丸の思いが結実した。ソフトバンクは同点の六回2死一、三塁。ここまで3三振の柳町が勝ち越しの中前適時打を放った。「死ぬ気で頑張りました。ここで打てなかったら終わりだと思うぐらいの集中力だった」。喜ぶベンチに向けて、ガッツポーズを披露した。
3点を追う苦しい展開。六回、先頭のベテラン中村が中前打で出塁すると、打線が見事につながった。野村、海野、代打笹川の3者連続適時打で一気に追い付き、柳町が勝ち越し打。打者一巡する10人の猛攻で、スコアボードに「4」を刻んだ。
2試合連続の逆転勝ちで優勝マジックは12。近藤が腰の張りで途中交代するなど厳しい状況は続くが、リーグ連覇へ前進した。「苦しい試合ですよ。この時期、楽な試合はない。明日も頑張ります」と小久保監督。大阪で3連勝を飾り、本拠地に戻る。





