ソフトバンク 9月初黒星もM15 小久保監督「いい粘り」終盤意地の猛追 近藤代打で復帰、9日日本ハム戦先発も
「ソフトバンク2-4楽天」(7日、みずほペイペイドーム)
簡単には終わらない。ソフトバンクは八、九回と楽天の救援陣を攻め立て、逆転を信じる本拠地のスタンドは大いに盛り上がった。最後は牧原大の二ゴロ判定がリクエストでアウトに覆り、試合終了。小久保監督は「いい粘りだったんですけどね」と淡々と受け止めた。
9月初黒星を喫して連勝は5で止まったが、明るい材料もあった。2点を追う八回2死一、二塁。代打近藤がコールされると、この日一番の歓声が響いた。左脇腹の違和感から8試合ぶりの出場。空振り三振に倒れたが、力強いスイングを披露した。
小久保監督は「試合前に本人と話して、代打でいけそうとのことだった。(今後のDH出場は)今日の打席の反動を見て、可能性はあります」と説明。状態に問題なければ、9日の日本ハム戦(エスコン)でのスタメン復帰もありそうだ。
本拠地で“小休止”となったが、2位の日本ハムが敗れたため優勝マジックは1つ減って「15」。9日は防御率リーグトップのモイネロを配し、北の大地で直接対決を制すれば、一気にV2への道が見えてくる。





