巨人 序盤でバントミス相次ぐ 複数得点の可能性が1点どまり→2度失敗の横川が同点ソロ被弾 犠打成功率・730でリーグ5位 阿部監督が厳しい表情
「中日-巨人」(7日、バンテリンドーム)
巨人が初回に先制したが、序盤でバントミスが相次いだ。
初回、丸が四球を選び、続くキャベッジが右前打で好機を拡大した。ここで泉口はバントを2度ファウルし、追い込まれてからの右飛で走者を進めることができず。2死後、岸田の適時二塁打で1点を先制したが、バントが決まっていれば複数得点になる可能性が高かった。
さらに二回はリチャードの二塁打、吉川の死球で無死一、二塁の好機を作った。ここで投手の横川がバント失敗で追い込まれ、スリーバントを敢行したが投前に転がって三塁封殺。走者を進められないまま丸、キャベッジが凡退してしまった。
試合前時点で犠打成功率は・730でリーグ5位。阿部監督が日頃から口にしている「細かい事」ができず、序盤で主導権を引き寄せることができなかった。
四回にも1死一、二塁から横川に打順が巡り、送りバントを試みたが等前に転がり、再び三塁封殺。ベンチの阿部監督が厳しい表情を浮かべた。丸が空振り三振に倒れて拙攻となると、直後に細川に右翼へ同点ソロを浴び、試合を振り出しに戻されてしまった。





