阪神 森下翔太が19号→佐藤輝明が2者連続34号 岡田彰布顧問が「これは重症よ」発言直後に 6度目アベック弾も今季初黒星

 「阪神3-4巨人」(29日、甲子園球場)

 阪神の森下翔太外野手が八回に19号ソロを放った。さらに佐藤輝明内野手にも34号となる2者連続アーチが飛び出した。今季6度目のアベックアーチだ。

 森下は大勢に追い込まれていた中、きれいに捉えた打球は左翼席への中段へと飛び込んだ。甲子園の空気を一変させるような一撃。直前には読売テレビの中継で解説を務めた岡田彰布顧問が森下の打撃フォームについて右肘の使い方が悪くなっていることを指摘していた。

 「これは重症よ」とつぶやいた直後に飛び出した一発。岡田顧問は「あんなスライダー投げるよな。緩いボール合うやん。すごいね。何であんなスライダー投げるんよな」と指摘した。

 さらに佐藤輝にも左翼へ2者連発を被弾。追い込みながらもストレートを捉えられ「岸田のリード褒めとったけど、すごいことやるよね。これは野球がダメになると思う。これじゃ勝てないよ」と厳しく指摘していた。

 2人のアベック弾は今季、5戦全勝だったが反撃及ばず8月2度目の連敗を喫した。

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