遅延なんの!オリックス・九里2桁星 強力日本ハム打線に気迫の投球「意外にリラックスしていた」

4回、無失点に抑え雄たけびを上げベンチに戻る九里(撮影・山口登)
24セーブを飾ったマチャド(左)は九里とポーズを決める(撮影・山口登)
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 「オリックス2-0日本ハム」(5日、京セラドーム大阪)

 90分遅れのプレーボールも関係なし!オリックスのFA右腕・九里亜蓮投手(34)が6回4安打無失点と力投し、広島時代の2021年以来となる2桁10勝目をマークした。

 「あまりリズムのよくない投球になってしまった中でも、野手の皆さんのいいプレーにたくさん助けていただいた」。試合開始が大幅に遅れたが、強力ハム打線に気迫の投球を展開。「意外にリラックスしていた。特に何をするわけでもなく試合の準備をして普通に過ごした」と自然体を強調し、白星を振り返った。

 1日に34歳になったばかりだが、前回8月29日の西武戦(ベルーナ)から2連勝。この日でシーズン規定投球回数にも到達し、本拠地京セラでは自身5連勝と、タフネスぶりに拍車がかかっている。

 連敗を3で止めた岸田監督は「試合開始がわからなくて難しいところはあったが、粘り強く投げてくれた」と感謝していた。

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