沖縄尚学・末吉 新垣有に投げ勝った!U18侍デビュー2回0封
「U18アジア選手権壮行試合、高校日本代表4-3沖縄県高校選抜」(2日、沖縄セルラースタジアム那覇)
野球のU-18W杯に出場する高校日本代表は2日、沖縄セルラースタジアム那覇で沖縄県高校選抜と壮行試合を行った。2年生で唯一代表入りを果たした沖縄尚学の最速150キロ左腕・末吉良丞投手が先発して日の丸デビュー。相手打線に沖縄尚学メンバーが6人並ぶ中、2回3安打無失点と好投して地元の高校野球ファンを魅了した。
日の丸のユニホームをまとった琉球のヒーローがマウンドに上がると、場内のファンから大歓声が上がった。末吉は堂々と腕を振り、上々の代表デビューを遂げた。
初回2死二塁では今夏甲子園でバッテリーを組んだ沖縄尚学・宜野座恵夢捕手(3年)と対戦。互いの手の内を知り尽くした中、外角直球で空振り三振に切った。二回も無失点に抑え、ともに夏の甲子園優勝をつかんだ沖縄尚学メンバー6人が並んだ中で4奪三振をマーク。二枚看板で聖地を沸かせ、沖縄県高校選抜の先発で2回1/3を2失点だった新垣有絃投手(2年)にも投げ勝った。
「投げ負けない気持ちをしっかり持って」と意気込んでいたとおりの投球を披露。試合後は笑顔で新垣有と言葉を交わした。世界一を目指す戦いは5日に開幕。再び栄冠をつかみ取る。





