松井秀喜氏 確信歩き特大弾「現役時代でもないくらい完璧な当たり」 練習では柵越えなしも本番で2年連発

 3回、先制3ランを放ち(左から)松坂氏、イチロー氏に迎えられる松井氏(撮影・中田匡峻)
 3回、右越えに先制3ランを放つ松井氏(撮影・中田匡峻)
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 「KOBE CHIBEN8-0高校野球女子選抜」(31日、バンテリンドーム)

 “ゴジラ”が振り抜いた瞬間、場内が静まり返った。巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(51)はバットを投げ、確信歩きでゆっくり一塁へと向かった。三回2死一、二塁で右越えの先制3ランをマーク。2年連続でアーチをかけた。

 試合前の打撃練習では柵越えなし。40スイング以上した中でバットが折れる場面もあり「今日はどれだけ打っても届かなかったので厳しいかな」と手応えはなかった。“本番”で結果を残すのが正真正銘のスター。バンテリンドームでの一発は巨人時代でまだナゴヤドームの名称だった2002年8月17日・中日戦以来、23年ぶりとなり「この球場が大好きで。現役時代でもないくらい完璧な当たりでした」と自画自賛した。

 左翼席には星稜高の吹奏楽部とチアリーダー部が駆けつけた。1992年夏の甲子園2回戦で5打席連続敬遠を受けて敗れた明徳義塾戦以来に、打席で母校応援団の音を耳にした。「星稜コンバットを聞いて感動しました」と後輩に特大アーチで感謝を伝えた。

 「(イチローさんに)呼ばれたら、またしっかりと準備したい」。求められる限り、女子野球振興の一翼を担っていく。

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