巨人 痛恨逆転負け 阿部監督「勝たせてあげられませんでした。すいません」 3位DeNAに1・5差

 「阪神5-4巨人」(31日、甲子園球場)

 逆転したのもつかの間だった。巨人は0-1の七回に5連打で3点を奪ったものの、その裏によもやの4失点。痛恨の逆転負けに、阿部監督は「勝たせてあげられませんでした。すいません」とだけ話し、取材を切り上げた。

 七回は、2死二、三塁から中野の中前への打球に突っ込んだオコエが、後ろにそらして2点二塁打に。続く森下の左翼フェンス際の打球は、若林がグラブに当てながらつかめず三塁打、さらに佐藤輝が高々と打ち上げた当たりは、右翼手の中山が落下地点に入れず適時二塁打となった。

 防げた可能性もある失点が重なり、借金は今季最多に並ぶ3。阪神とのゲーム差は16に開き、3位DeNAには1・5差に詰め寄られた。

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