巨人・阿部監督 メンバー交換時にコリジョンルールを「確認はしました」 審判団、広島・新井監督と2分半 この日の広島の攻撃でも本塁交錯の場面

 メンバー表交換時、審判団から説明を受ける阿部監督と新井監督(撮影・市尻達拡)
 メンバー表交換の際に審判団と話をする新井監督(中央)と阿部監督(83)=撮影・立川洋一郎
 試合前のメンバー表交換で話し込む阿部監督(83)と新井監督
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 「広島8-3巨人」(28日、マツダスタジアム)

 巨人は今季5度目の4連敗を喫し、借金は2となった。日米通算200勝をかけた田中将が先発で2回7安打5失点KO。2敗目(2勝)を喫した。

 試合前のメンバー表交換では、阿部監督が審判団や広島・新井監督と2分半にわたって話した。三塁から本塁への走路を示すようなジェスチャーもあった。試合後にコリジョンルールについて話したのか問われた阿部監督は「そうですね。確認はしました」と話した。

 巨人が敗れた前夜の試合で、九回の最後のアウトが走者と捕手が交錯する形の本塁クロスプレーとなり阿部監督がリクエスト。走路の妨害は認められずに判定は変わらなかったが、試合後に審判団にコリジョンルールの説明を求めた。その後、本塁返球を受ける捕手の立つ位置について「流れの中なら何でもいいみたいなので、それが確認を取れた」などと話していた。

 この日は広島の初回の攻撃で2死一、二塁で末包が左越え二塁打。二塁走者が生還し、一塁走者の小園も三塁を蹴って本塁へ突入したがクロスプレーになった。返球が高く浮き、ジャンプして捕球した捕手・岸田が本塁をまたぐように着地して、走者の小園と激突したが判定はアウトだった。これに新井監督がリクエスト。リプレー検証の結果、判定は変わらずアウトのままだった。

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