ロッテ・吉井監督、7勝目の小島に「内容は最低です」と辛口評 1点差逃げ切りに「若い選手たちにしっかり経験を積んでもらい今後に生きるように」
「ロッテ4-3ソフトバンク」(31日、ZOZOマリンスタジアム)
ロッテが連勝で開幕カード以来今季2度目のソフトバンク戦カード勝ち越しを決めた。
二回に佐藤が2試合連続となる同点ソロ。三回は無死一、三塁から捕逸で勝ち越し。さらに無死一、三塁とし佐藤の二ゴロの間に加点。四回は友杉のプロ1号ソロで突き放した。先発の小島は6回123球を投じて、毎回の10安打されながら2失点で7勝目を挙げた。
吉井監督は小島の投球について「最低ですね。結果は6回2失点でよかったんですけど、内容は最低です」と厳しかった。「六回で120球を超えちゃうって、ノックアウトと一緒なんで。相手がたまたまうまくできなかったんで、ああなったけど、間違えればもう10失点ぐらいしてる内容のピッチングでした」と話した。
小島も「今日は野手のファインプレーと、野手のみなさんのバッティングで試合を作れた形なので、感謝したいです」と野手に助けられての勝利を感謝した。
小島降板後は、上位打線に回る七回は高野脩が無失点、八回は広池が1失点でしのぎ、九回は横山が1点差を守り切った。終わってみれば毎回の14安打をされながら3失点。1点差で逃げ切った。
吉井監督は「七回、強い打線に回ってくるとこだったんで、高野でしっかり止めてもらって、あとはいるピッチャーで頑張るっていう作戦です」と明かす。今季の投手事情を振り返り、「最後イニングが深くなったところでピッチャーが抑えられないっていうゲームが続いて接戦を落としてたんで、今も不安定ですけども、やっていくしかない。若い選手たちにしっかり経験積んでもらって今後に生きるように頑張ってもらいます」と話した。





