DeNA・藤浪が通算1000投球回を達成 初回は圧巻の立ち上がり 「左打線」の中日から2三振奪う
「DeNA-中日」(31日、横浜スタジアム)
DeNA・藤浪晋太郎投手が2度目の先発。再び中日と対戦し、初回にNPB通算1000投球回(373人目)を達成した。
中日は藤浪対策として左打者8人を起用。右打者は7番・遊撃のロドリゲスのみとなった。
初回、岡林に対して直球3球で投ゴロ。2番・樋口、3番・上林もストライク先行の投球で2者連続空振り三振に仕留めた。イニング間にボードを受け取り、ファンの声援に応えた。
二回、三回も危なげない投球。三回は唯一の右打者、ロドリゲスからカットボールで見逃し三振。続く宇佐見、松葉を含めて3者連続三振を奪った。3回を完全、6奪三振と圧巻の投球を見せている。
17日の対戦では藤浪の死球を警戒した中日打線が、投手・松葉を含めて左打者9人を起用。藤浪は不安の制球が乱れることなく、5回1失点に抑えた。試合後、井上監督は「大事な時期にけが人は出したくない。ああいう投手を立てられると、ベストオーダーでは臨めない」と語っていた。





