DeNA・藤浪 中日の左9人に言及「好きなだけ嫌がってくださいという感じで」四球1、5回1失点と力投
「中日4-5DeNA」(17日、バンテリンドーム)
DeNAは延長十二回に勝ち越し、4連勝を飾った。
先発の藤浪晋太郎投手は、2022年9月23日の広島戦以来となる1059日ぶりの日本球界での登板で、5回5安打1失点5奪三振、1四球。勝利投手の権利を得て降板したものの、味方が五回裏に同点に追い付かれ、勝敗はつかなかった。
試合後、藤浪は「得点圏にいったりはしましたけど、シングルヒットだったりだとか大して打たれた感じもなかったので。ピンチでも落ち着いて投げれていましたし、粘ったという感じではなかった」と冷静。中日は先発が松葉だったこともあり、スタメンに左打者9人を並べてきたことには「勝手に嫌がってくれる分には好きなだけ嫌がってくださいという感じで。特に自分は左が並んだところで、球種の使い方とかが変わるなと思いましたけど、それぐらいですね」と、明かした。
6日のイースタン・巨人戦では右打者に2死球を当てるなど制球が不安定だったが、この日は安定。一巡目は直球主体の投球が目立ったが、二巡目はカットボールを増やして左打線を封じた。
降板直後に味方が追いつかれ、勝ち星が消えたことにも「まあ、特にアメリカに行っていたので、自分自身の勝ち負けに対してはほとんど気にしてない。勝ちが消えたとかどうとかという感覚もない。むしろ中継ぎに負担をかけてしまったという気持ちの方が大きいですね」と語った。



