日本ハム 伏兵・奈良間がサヨナラ打!新庄監督激賞「アピールポイント6000点満点」
「日本ハム1-0ソフトバンク」(24日、エスコンフィールド)
執念の“スイープ返し”だ。日本ハムは0-0で迎えた延長十回、奈良間大己内野手(25)のサヨナラ打で首位・ソフトバンクに3連戦3連勝を飾り、0・5ゲーム差に肉薄した。
プロ3年目の伏兵・奈良間が勝負を決めた。十回1死満塁から守護神・杉山撃ちの中前適時打。自身初のサヨナラ打に歓喜を爆発させると、ベンチ前の新庄監督と抱き合った。
普段の役割同様、九回から守備固めで出場。今季サヨナラ打3度の郡司に代わっただけに、お立ち台では「8割の人が郡司さんでいいじゃんと思ったと思います」と笑わせつつ、初めての快感に「バカうれしかった」と酔いしれた。
終盤の途中出場がほとんど。ただ、谷内内野守備走塁コーチとの試合後などの打撃練習は日々、欠かさなかった。人一倍明るいチームの盛り上げ役も「本当に感謝したい。手伝ってくれた人に返せたのがよかった」としみじみ。新庄監督は「この一打はアピールポイント6000点満点ぐらい」と激賞した。相手のマジック点灯を阻止する大きな白星に、脇役の存在感が光った。





