ソフトバンク 近藤3度申告敬遠→山川すべて凡退 首位攻防3連敗も小久保監督冷静「前回三つやって今回三つやられただけ」
「日本ハム1-0ソフトバンク」(24日、エスコンフィールド)
ソフトバンクは今季4度目のサヨナラ負けで、日本ハムとの直接対決は想定外の3連敗に終わった。延長十回1死満塁。杉山が奈良間に中前へ運ばれ、敵地は歓喜の渦に包まれた。勝てば優勝マジック「27」が点灯する状況での足踏み。0・5ゲーム差に迫られたが、小久保監督は「前回三つ(連勝を)やって、今回三つやられただけのことなんでね」と冷静に受け止めた。
指揮官が残念がったのは大ピンチの直後だ。
「しのいだ後だっただけに、流れが来ると思ってたんだけどね」。二回にモイネロが1死満塁のピンチを二ゴロ併殺で切り抜けると、直後に先頭野村が安打で出塁するなど1死二塁のチャンスに。しかし川瀬が空振り三振に倒れ、近藤の申告敬遠の後、山川が右飛に倒れた。
山川は八回と十回にも近藤が申告敬遠を受けた後に好機で凡退。「この3試合、責任は僕のものでしょう」と口にした。チームは26日から弘前、秋田とみちのくでの楽天戦に臨む。「またあさって(26日)からです」と小久保監督。尾を引く3タテにはしたくない。





