夏の甲子園 沖縄尚学が同点に追いつく！驚異の反撃に指笛鳴り止まず アルプス席はお祭り騒ぎに 七回に逆転成功！初の決勝進出
「全国高校野球選手権・準決勝、沖縄尚学５－４山梨学院」（２１日、甲子園球場）
沖縄尚学が３点を追う六回に一挙３点を奪って試合を振り出しに戻した。
先頭の宜野座が放った左中間二塁打を皮切りに３連打で２点を返した沖縄尚学。さらに阿波根の三塁への送りバントが相手の悪送球を誘い、敵失間に試合を振り出しに戻した。
球場全体がどよめき、甲子園のスタンドには指笛が鳴り響く状況に。アルプス席はお祭り騒ぎとなった。なおも１死二塁の好機で勝ち越すことはできなかったが、攻撃終了後には大きな拍手がわき起こった。
沖縄尚学は先発の末吉が六回途中４失点で降板。守備でもミスが相次ぐなど本来のゲーム運びはできなかったが、同点で終盤に入った。
そして七回、２死から宜野座が左越えの三塁打を放つと、続く比嘉が右前適時打を放ち、ついに逆転に成功した。九回に２死一、二塁のピンチを切り抜け、同校初の決勝進出を果たした。
