ロッテが連敗ストップ 4番・山口が決勝3ラン 2試合連続弾に「最高の結果になって良かったです」西川は適時二塁打で26試合連続マルチ

 「ロッテ5-3楽天」(20日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテが今季初めて4番に座った山口の決勝弾で快勝。連敗を2で止めた。

 同点で迎えた七回、2死二、三塁。山口はカウント2-2からの西垣の真ん中低めの143キロの変化球をとらえ、左中間ラッキーゾーンに運ぶ4号3ラン。大歓声で迎えられ、ベンチでもみくちゃにされた。

 「打ったのはカットボールです。1、2打席目打てなくてチャンス潰していたのでより一層集中して、最高の結果になって良かったです」。前夜も二回に同点2ラン。二夜連続の価値ある一発を放った。

 2点先行される悪い流れは若手が断ち切った。五回、無死からルーキーの宮崎が中前打で出塁。2死三塁からルーキー西川が右中間適時二塁打。さらに2年目の20歳・寺地が中前適時打を放ち、同点としていた。

 西川は「ザキさん(宮崎)が必死に先頭で出て得点圏まで来たので絶対に還してやろうという気持ちでいきました」とコメント。今季26度目のマルチ安打で、打率も3割目前まで上げた。寺地は「前の打席ではチャンスで凡退していたのでなんとかこのチャンスで1本と思っていたので打つことができて良かったです」と喜んだ。

 先発の種市は6回119球を投げて4安打2失点。2失点はともに失策がからみ自責点は0。毎回の9三振を奪う力投だった。「なんとか試合を壊さなかったことは最低限良かったかなとは思います。あとは球数が多くなった原因をちゃんと考えて一週間また準備していきたいと思います」と投球を振り返った。

 3点リードの八回は3番手・沢村が3四死球で1死満塁のピンチを招き降板。4番手高野脩が内野ゴロの間の1点にしのいだ。

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